七職会会員及び協力職人の作業紹介(仕事への誇りと職人の顔)
7工程の地職人「い組」による作品の共同制作や、時々の場面を掲載してあります。
写真は県工技センターとの連携「小型精密仏壇「宝光」制作の状況と、近況の作業を添付してあります。
木 地
瀧山 福次(職人歴46年)川辺町両添2105 電話0993-56-0441
◎伝統工芸士認定 平成9年◎平成17年鹿児島県優秀技能者表彰
本体や中道具・天井となる部分を塗装の厚さや解体の容易さを想定して組合せられる高度な技法が求められる工程です。
部材は、松や檜を使用して製作されます。



彫 刻・・・新たに彫刻工程を請け負う事になりました。
田中 志昇(職人歴55年)川辺町平山3015番地5電話56-0643
◎伝統工芸士認定平成5年 <表彰歴>MBCハンドクラフト展奨励賞・県特産品コンクール奨励賞・九州経済産業局長賞平成19年・南九州市工芸創作技術コンクール優秀賞ほか
仏壇内部の欄間(らんま)・小下り高欄・大下り・箱差し・中段に使用される装飾物を多種類の小刀等で彫刻を施して仕上げる工程です。ご要望により家紋も入れられます。



宮 殿
中村廣美(職人歴47年)川辺町田部田3638-2 電話0993-56-1503
◎伝統工芸士認定 昭和62年 (平成14年伝統工芸士会退会)                  
◎平成12年全国伝統的工芸品仏壇仏具展県知事賞
仏壇の顔になる部分で、地域によっては荘厳とも呼ばれますが各宗派によって構造が変わります。素材には松や檜が使用され、升や肘木破風等の部品を塗装の後処理まで考慮して解体を容易に出来るよう、竹串で結合し組合わせる川辺独特の技法で製作される工程です。
   

金 具
片平勇一郎(職人歴40年)川辺町田部田6442 電話0993-56-3011
◎伝統工芸士認定 平成6年◎昭和59年全国伝統的工芸品仏壇仏具感謝状◎平成9年全国伝統的工芸品仏壇仏具川辺町長賞◎平成19年九州産業局長賞 役員功労賞
外扉の茶や黒色の八双金具や表折丁多と、内側を飾る金鍍金が施された金具に分けられます。銅板や真鍮板を部材一枚毎に多種のタガネを使って、彫金・切断・磨きされてメッキ等で仕上げる工程です。
  

塗 り
柚木次男(職人歴60年)川辺町平山3544-1 電話0993-56-0466
◎伝統工芸士認定昭和51年(平成20年伝統工芸士会退会)◎昭和41年職業訓練指導員免許◎昭和55年県仏壇生産コンクール仕上部門賞◎昭和56年漆塗り1級技能検定合格全国青年伝統工芸展奨励賞◎平成4・6年川辺仏壇組合コンクール金賞◎平成8年九州通商産業局長賞
完成度の高い漆塗り仕上げを行うために、木地等の痩せや漆の密着度を増すように、砥の粉とニカワで数回の下地作りから乾燥砥ぎを繰り返します。更に水や湿気へ対応の為の塗装を組入れます。各工程作業を経て漆塗り乾燥と砥ぎを繰り返しながら、完成作品では21工程で仕上げられました。これは川辺町の仏壇独自の技法とされています。
    

蒔 絵
川原茂人(職人歴45年)川辺町平山5840-2 電話0993-56-4220
◎伝統工芸士認定 平成7年◎昭和48年川辺町高等職業訓練校優秀賞◎平成元年蒔絵1級技能士認定鹿児島県第1号◎平成6・7年南日本美術展入選◎平成8・18年伝統工芸指定20・30周年伝統工芸品制作功労賞◎平成20年南九州市第1回工芸品創作技術コン最優秀賞◎平成16・17・19年創作工芸品技術コン優秀賞
用途別に各種類の漆・金粉・筆等を使用して、持込まれた仏壇の戸や障子などに蒔絵で加飾して仕上げる工程です。また特注品により高蒔絵・研出蒔絵や青貝を使用しての装飾法で加工されることもあります。
       

仕上げ
柚木 次男(職人歴60年)塗りに同じ
塗装された木地・金箔押し・蒔絵の施された宮殿や須弥壇及び中道具を、1本の釘で雑巾摺りに取り付けこれを外体に緊桔して組み立てる工程です。
       

会長 藏前 矢須夫(宮殿歴60年)
◎伝統工芸士認定 昭和52年
◎昭和61年県民表彰
 ◎平成15年現代の名工 厚生労働大臣表彰◎平成9年九州通産局長賞 ◎平成17年黄綬褒章受賞◎平成20年県特産品コンクール奨励賞◎平成21・22年南九州市創作コンクール優秀賞
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